強引には人は動きません。
イソップ童話の有名な「北風と太陽」の話です。
そこから、基本マインド学びました。このスタンスを頭にいれて行動するとよいことが沢山あります。
イソップ寓話
≪有名な「北風と太陽」の引用から≫
イソップ童話の有名な「北風と太陽」の話です。
ある日、北風と太陽が言い争いをしていました。議題は、「どちらが強いのか」ということ。ただ話だけでは埒が明かないので、力比べの勝負をすることにしました。
ルールは、「道を歩いている旅人の上着を脱がせたほうが勝ち」という簡単なものです。
まず北風は、力いっぱい冷たい風を吹いて上着を吹き飛ばそうとします。しかし旅人は寒さにぶるぶると震え、上着をしっかりと押さえてしまい、脱がせることはできませんでした。
次に太陽が、さんさんと光を照らします。最初は優しいあたたかさで旅人を包んでいましたが、だんだん日差しを強くしていくと、旅人はあまりの暑さに上着を脱いでしまうのでした。
こうして、勝負は太陽の勝ちとなります。手っ取り早く乱暴な手段をとった北風よりも、ゆっくりと気長に着実な方法を選んだ太陽のほうが強かったというわけです。
ホンシェルジュより引用
①「寛容な態度で臨む姿勢」=太陽
②「厳格な態度で臨む姿勢」=北風 に置換されています。
「ものごとがうまくいかないなら、別の方法で対処しては?」という、多面的な対処方法をって示唆する有名な話です。
①太陽 相手を思いやる気持ちや優しい言葉で心を開いてもらう→協力的に
②北風 自分の意見を押し付けて強引に相手を説得して動かすこと→断固拒否
「相手の考えを変えることはできない。自分が変わること」が根底にある考えです。
≪太陽になるには≫
人は他人を動かすことはできません。
こうした気持ちを持って人と接している時点で人間関係はうまくいかないことが多いと思います。
人間関係においては当然「北風タイプ」の人が多いです。
なぜなら、自分の意見が正しいと思っているからです。相手を自分の思い通り動かそうと思っているからです。
「太陽タイプ」になれば、この法則を使って人を説得できるのではないでしょうか?
つまり、相手の立場に立ち想像力を刺激していくことです。
つまり旅人はコートを脱ぐと快適になるという「想像力」を働かせたこと、それがコートを脱ぐという「行動」にしたのです。
強制ではなく、無理強いでもなく、自発的に相手の意思でその行動になるということ
理想的です。
では、具体的に「太陽」になるにはどうしたらよいのでしょうか?
私の場合(ビジネス編)
さまざまな人との出会いがありますが、私は、いろんなジャンルの人との出会いが楽しくてしょうがないです。
そして、心がけていること
「相手によって態度を変える人には絶対ならない」を
心がけてます。
「属性の低い方」も「代表取締役」も同じ対応です。
これも「太陽」になるための第一歩だと思っています。
PC作業とか苦手なので、世代的に、用事は可能な限り、電話で済ませます。
電話の対応などでは、様々な人がいます。
自分の権利を主張しすぎる人ほど、自分のやるべき義務を怠っています。
それを指摘したいのは山々ですが、そんなことすると「北風」になってしまいます。
その上、自分の義務を棚にあげて、意見を言ってくる人などは、交渉時点でかなり熱くなってます。
その際に、
「私の説明の仕方が悪かったですね。すみませんね。
私の語彙力がなくて上手く伝わりませんでしたね。」
と冒頭に話しはじめると相手は少しヒートダウンします。
このフレーズ、なにかのビジネス書で読んで実践してみたのですが、マジでおススメです。
相手が、ヒートダウンすると、交渉事が面白いように進みます。
ただ、あまりにも次元が違う要求があると、一度は斟酌しますが、2度目からはお断りしています。そして、私の中で、心のシャッターがおります(笑)
50代になると、「これ以上関わるとやばい人間」ってなんとなくわかってきます。
「これ以上関わりたくない人」には表面上、がんばって笑顔で対処します。しかし、心のシャッターは高速におります(笑)
この第6感は、大切にしています。
私の場合(身内編)
身内編は、ここから長くなりますので②に続きます。